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カテゴリ:本の話( 113 )

10連休の読書

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 どうでしたか 10連休? 楽しまれましたか?
 私なんてね 連休の直前に 持病でダウン
 安静にできなきゃ 入院ですけど どうする?・・・と(医者に)
 聞かれ 「入院は困ります!」と(夫が)答え ほとんど半月 
 寝て過ごしました
 医者の帰り「図書館に寄って!」と(私が)とっさに叫び
 とにかく ありあわせの本を 手当たり次第に選んで借りてきました
 もう 読書くらいしか 楽しみもなかろう・・と思ってね
 そして まさにその通りのゴールデン・リーディング・ウィーク
 でしたよ
 地元の祭りも イベントも 映画もパス・・・
 ひたすら本を読むだけの毎日に 読み飛ばした14冊
 タイトルだけでも挙げておきましょうかね
 ← 「聖者が街にやって来た」宇佐美まこと
 多摩川南岸の市で 起こる連続殺人を描いたミステリーです
お花屋さんが出てくるので 花の名前がいっぱい書かれていて 園芸好きは ふむふむ、と
うれしくなります
「三面記事小説」角田光代 どれも記憶にある事件がネタです おもしろかった
「海うそ」「家守奇譚」梨木香歩 この作者は未読でした 民俗学的「海うそ」の方が好み
九州南部の架空の島を訪ねる話です
「古代武蔵野国府・国分寺を訪ねる」府中市 国分寺市教育委員会
「利休にたずねよ」山本謙一 映画だけ見たので・・・
「レジまでの推理」似島鶏 本屋さんの謎解きです
「地獄の季節」例の・・神戸連続・・・あれのルポ
「誰にも探せない」大崎梢 山梨の埋蔵金伝説に絡んだ幻の村をめぐるお話
「イアリー」 前田裕 いつものより緊迫感ないかなー
「たてもの怪談」加門七海 怖くはないけど ねこ好きだから いいかな
風水に凝り 土地の由緒まで調べ 御祓いまでして引っ越した念願のマンションですが
保護した猫のために 全てが「ヒトも住める猫の爪とぎ」と化すという心温まるお話でした
「誰かの家」三津田信三 安定の怖さ そして読むたび思うお近くにお住まいかな・・感
「鵺」三田完 この方のお作も初めて テレビとかラジオ関係の方みたいですね
出てくるドラマ・プロデューサー・女優さん 全部モデルがわかるのは50歳以上の方でしょう
楽しく読めました
以上 14冊が 私の10連休の成果です
あ、あと 夫が 包丁を持ち 皿を洗った!
クララが 立つよりすごい!と 思った!

  

by tukineko-diary | 2019-05-08 16:53 | 本の話 | Comments(0)

四月の読書の途中

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 4月まだ途中ですが 読んだ本がたまりすぎて 忘れ
 そうなので もう書き出しておきます
 ← まずこれ 
 誰も最後まで読んだことのない「熱帯」という本を
 めぐるミステリー&ファンタジー
 いつもの森見さんよりファンタジー部分多め
 なのでちょっと苦手 でも楽しく読めました
 「ファーストラブ」島本理生 多摩川べりを
 血だらけで歩いていた父親殺しの女性
 主人公は 心理学者で 義理の弟は弁護士
 めずらしく女性ではなく 義理の弟に感情移入
 伏線の回収も○ さすが直木賞なのかな
 「不気味な物語」ステファン・グラヴィンスキ
 ポーランド唯一の怪奇作家ということで・・・
 「山怪③」田中康弘 もう安定のおもしろさ
 「琴乃木山荘の不思議事件簿」大倉崇裕
 登山系ミステリー 短編 同じ人で「夏雷」
 「徳川将軍と天皇」山本博文先生
 「闇に香る嘘」「真実の檻」下村敦
 「プラスチックの祈り」白石一文
 
いい感じに非日常や記憶の錯誤が入り交じって 楽しく読めました 
お父さんが歴史作家で その双子の息子も作家になって
一文さんは 直木賞もとって 親子受賞だそうです 
そんな現実もストーリーに交じって 余計に錯綜
「地図男」真藤順丈 分厚い地図帳に その場所で起こった物語を書きこみ続けて
関東圏を放浪する地図男 ダヴィンチ文学賞ですので好みが分かれると思いますが 私は好き
第六台場って 住所あるの知ってました? 台場一丁目11ですって
千葉近辺に散らばる 初富 二和・・・・六実・・八街・・十余三 などの数字を含んだ地名
これは明治以降 幕府の牧だった所(小金牧など)を開墾した時の順番だそうです
それが分かっただけで 読んでよかった!な本です
今は 「ピクニック アット ハンギングロック」ジョーン・リンジー
を 読んでいる途中
あの有名な映画の原作です                 
                  
以上
                                       

by tukineko-diary | 2019-04-20 17:18 | 本の話 | Comments(2)

渋沢栄一が万札に!

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 いやあ、うれしいですね
 以前からブログにも散々書いていた愛する渋沢翁が
 新一万円札の顔になるなんて!
 思えば10年くらい前 日本橋のツアーガイドをした時
 常盤橋公園の渋沢栄一像の前で とうとうと
 「日本資本主義の父」の話をして思いっきり引かれて
 しまいましたが あれは当時この公園を占拠していた
 ホームがレスの方々のせいばかりではないでしょう
 今ならどうです?みなさん聞いてくれるかしら
 じゃあ書いてみよう
 渋沢栄一は 天保11年(1840)武蔵国 血洗島
 (現・埼玉県深谷)の豪農の子に生まれます
 長じて一橋家に仕え 慶喜の弟・昭武が将軍名代と
 してパリ万博に行くのに随行します
 そしてこの地で 近代資本主義に急展開して行く最中
 のサン=シモン主義と出会うのです
 ドイツの政治・経済・社会学者のマックス・ウェー 
 バーは 近代的資本主義成立のための必須条件は
「プロテスタント的な禁欲的エートス(職業倫理)」と
 語っています
貪欲をいましめ 利潤追求を否定するプロテスタントの精神が 近代資本主義の基本に
必要であり だからこそ英・米で最初に 花開いたというわけです
これに反して カソリックやギリシャ正教のロシア・東欧などでは
いつまでも前近代的な資本主義が残存していました
これはフランスでも同じことで 1685年 ルイ14世がナントの直令を出し
プロテスタントの職人たちが他国に逃げたため 遅れを取っていました
しかしやっと1830年ころ 「産業者による産業者のための社会」をうたう
思想家サン=シモンの登場により フランスは急速に 近代的な資本主義国家に発展していきます
フランス万博は そんなサン=シモン主義者たちの成果発表の場であったのです
渋沢栄一は このシステムを日本に持ち込み そして見事成功したのですね
しかし 資本主義経済を持たない社会が 一足飛びに近代的な資本主義の社会に
ジャンプすることは 一般に思われているより はるかに難しいことでした
近年 また話題になっている経営学者ドラッカーは
「明治という時代の特質は 古い日本が持っていた潜在的能力をうまく引き出したことですが
 渋沢栄一という人物の生き方に象徴的に現わされています
 彼は研究したヨーロッパのシステムを 既に存在していた日本のシステムに
 うまく適合させたのです
 実にユニークなことだし そのようなことを成し遂げた国や人はほかに存在しません」
と 言っていますよ

・・・とざっと書き上げましたが すべて上記の本からです
とってもわかりやすくて 経済にうとい私でも楽しめるご本です
結構 分厚く上下二巻ですが 頑張ってトライすれば
一万円札と ご縁が深くなるかも!

 


by tukineko-diary | 2019-04-09 17:00 | 本の話 | Comments(0)

法医昆虫学捜査官

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 ← このシリーズ 六冊読破しましたよ
 川瀬七緒さんの法医昆虫学シリーズ
 「147ヘルツの警鐘」「シンクロニシティ」
 「水底の棘」「メビウスの守護者」「潮騒のアニマ」
 「紅のアンデッド」
 ご想像の通り 虫だらけでした
 ウジ・ハエ・アリが多いですが とにかく大量に出てきますので
 どんな虫嫌いでも たいがい慣れます
 見るのも 触るのもダメだけど 読むなら平気になります
 しかし この分野はドラマ化されないだろうなー
 おもしろいけど キモイもんなー・・・と思いますよ
 まずヒロインの法医昆虫学者のキャラが 立ってます
 小柄な小学生に見える30代ですが 捜査の時は地下足袋をはき
 毒さえなければ フナムシだって手づかみ
 ウジが入っていた茶碗で お茶をのみ「ウジ茶」という
デリカシーのなさ なのになんだか愛されキャラなんですね
これは著者の川瀬さんが 女性で デザイン科の出身
ベビー服のデザイナーでありながら 小説も書くという多彩な才能をお持ちだからでしょうか
大人の女性の書いたものは 安心して読めるなー と
わたしなんかは 思ってしまうのですが いかがでしょう
女性が「嫌だな」と思うタイプの残酷さは ないのですよね
もちろん 虫はぎょうさんおるし キモイけど・・・
ためしに「ウデムシ」って 検索してみてもらえますか
びっくりするものが見れるから
もう ゴキブリなんてかわいいもんじゃない、って おもえるから
ぜひ、どうぞ!


by tukineko-diary | 2019-03-11 16:59 | 本の話 | Comments(0)

よろずのことに気をつけよ

a0315830_11032658.jpg← こちらを先に読みました
続いて江戸川乱歩賞を受賞した
「よろずのことに気をつけよ」
物語にひきこまれる疾走感がとてもいいです
しばらく はまりそうかなー
「女学生奇譚」は 読むと失踪者・自殺者が出ると
いう言わば「呪いの本」(それも古本!)
この本を残して失踪した兄を見つけ出したいという
女性の頼みで オカルト系雑誌のライターが 調査
してみると 本の内容は昭和初期に本当にあった
女学生連続失踪事件の被害者の日記だった・・・
という感じです
ちょっと澤村伊智にかぶりますかねー
おもしろかったのはこの主人公というべきライターが
ウルバッハ・ビーテ病という先天的な障害があり
この病では 偏桃体から恐怖を感じる信号が出されず
「恐怖」という感情が 認識できないのです
どうやら本当にある症状のようですよ
ま、そういってもWikiですけどね
以前にも「痛み」を感じることができない、という障害があるというのは
聞いたことがありますが どちらも「危険」を察知できないという点で
非常に困ったことが 多発します
高いところが怖いという感覚がないと 転落の可能性は高くなりますし
痛みを感じなければ 骨折にも気づかない 治療が遅れるなど
命の危険も高くなるというわけです
何かを怖がるというのは 自己保存能力でもあるのですね
「よろずのことに気をつけよ」
こちらは 三十年以上にわたる「呪い」を受け
過去を隠すように生きていた祖父が 惨殺され
呪いにに詳しい民俗学者と共に その犯人を追う話
どちらも同じ 疾走感のある文体で 好みに合えば
あっという間に読めてしまいます
気に入ったので 同じ著者の「昆虫法医学」シリーズも
読んでみようと思っているのですが こっちは ほら 「虫」がね・・・
書評でも すごくおもしろいけど 虫がね・・・と
みなさん 書いてらっしゃるので かくごして読んでみようと思ってますよ



by tukineko-diary | 2019-02-26 18:13 | 本の話 | Comments(2)

カササギ殺人事件

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純粋なミステリーは 久しぶりかもしれません
でも かなりおもしろかったですよ
ただし 創元推理文庫の惹句が ちょっとどうかなと思います
タイトルページの下にあるやつです
「アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ」
それだけでは たぶん読まなかったと思うのです
ただ これから読む方のことを考えて この仕掛けが話せないので
とても もどかしいです
まあ読んでみて、というしかないですね
この本では 二つの事件・・・一つは1955年のサー・マグナス殺し
そして現在のミステリー作家の不可解な自殺事件が 楽しめます
いわば 一粒で二度おいしい!とだけ言っておきましょう
その他にも 現在のイギリスの出版関係の裏話が多く
実在の作家の名前もたくさん出てきます
イアン・マキューアン カズオ・イシグロなど
おお イギリスじゃこの辺りが 今の売れ筋なのね、とわかります
そしてやはり実在のクリスティーの孫・マシュー・プリチャード氏も
登場します
来日したこともあるので ご存知の方もおられるでしょう
作者のアンソニー・ホロヴィッツは 私が大好きなTVドラマ
「バーナビー警部」(原題 Midsummar murders)の脚本を書いていた人です
なのでTVドラマの内幕や イギリス人のミステリードラマ好きのことなど
なるほどねーと思うネタもあります
とにかく ミステリー好きなら 読むべし おすすめです 



by tukineko-diary | 2019-02-26 09:09 | 本の話 | Comments(0)

三年坂 火の夢

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 第52回 江戸川乱歩賞ですから 平成18年ですかね
 なぜ急に乱歩賞受賞作を、といえば 最近「ツルゲーネフの妹」を
 読んだところ 後ろに過去の受賞作がずらっと載っていたからです
 第一回は なんと昭和30年なんですねー
 乱歩氏が還暦記念に 100万円を投じて創設したそうです
 一回目は中島河太郎の「探偵小説辞典」 二回目は早川書房の
 「ポケットミステリ」の出版に対するもので 第三回で初めて
 小説「猫は知っていた」仁木悦子さんが受賞してます
 なつかしい! JKのころ読みましたよ
 それを眺めているうち そういえば最近の乱歩賞 読んでないなー
 と思って 何冊か図書館にリクエストしました
 本作の舞台は 大きくいって維新以降の明治時代
 主人公は明治33年(1900年) 一校受験のため 奈良から東京に
 出てきた19才の少年です
 貧しい実家から 将来を嘱望されて帝大に通っていた五歳年上の兄は
 妖しいけがを負って 帰宅すると寝付いて一週間で 亡くなってしまいます
「三年坂でころんでね」という 不思議な一言を残して・・・

非常に面白かったのですよ
明治の時代感もあり 当時の貧富の差や 学制もよくわかるし
陸軍測量部の地図を持って 東京を探索するのは 楽しかったです
が! エンターテイメントとしては 残念かなあ
もっと わくわくしながら読みたかったよ
なんでかなー 文体かなー 構成かなー キャラ立ても弱いのかなー
ちょっと もったいない感じがしましたね
しかし 後ろの「参考文献」が 「江戸の坂・東京の坂」とか
「江戸の町は骨だらけ」とか30冊くらいのほとんどが うちの本棚と
かぶっていたのが おもしろかったです
 
 

by tukineko-diary | 2019-02-12 17:17 | 本の話 | Comments(0)

吹上奇譚

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 吉本ばななを 読んだことのない人生でした
 村上春樹氏が「人間は二種類に分けられる カラマーゾフ
 の兄弟を読んだ人とそうでない人だ」と 言われたと聞き及んで
 いますが 吉本ばななの場合は どうなんでしょう?
 読んだ人と読んでない人に真っ二つに分けられるのかしら
 私の娘世代は たぶんほとんど読まれているだろうと推測されますが
 なぜか「つぐみ」も「キッチン」もスルーしてきました
 最近 イタリアでものすごく人気が高いと知ったばかりで ちょっと
 びっくりしています
 そんな超有名作家・吉本ばななを こんないい年になって 突然 
 読みだしたのには もちろん理由があり それはこの「吹上奇譚」が
 ホラーテイストであるからです
 怖い・不思議・奇妙・・・あらすじや 書評にその一語がありさえ
 すれば とりあえず図書館にリクエストします
 基本 ずーっとこういう読書スタイルです

「海と山に囲まれた孤島のような吹上町は 特別な場所で 奇妙な言い伝えがたくさんあった
 この町を出て初めて そこが変わった場所だと気付く
 この町には かつて異界へ続く入口があり ミステリーサークルが現れ
 古代のような石の遺跡が残っている
 そして眠り病という風土病があり 城のような屋敷に住む大地主は 決して姿を見せない
 そんな町に帰省した双子の妹が 一週間前に失踪した」


おもしろそうだもの! そりゃあ 読むでしょう
もちろん 思ってたのとは 全然 違う方に進むのだけど
それでも だまされた感がなく 読み終えられるのは 吉本ばななだからなのかしら
とにかく初めて読んだので 他の作品と比べようもなく
すらーっと 読めちゃいました
でも もういいかな・・・と 思ってます
恒川光太郎のもっと角が取れた感じというか
女性的にした感じの嫌味が全くないファンタジーです



 

by tukineko-diary | 2019-02-11 17:22 | 本の話 | Comments(0)

白墨人形 CHALK MAN

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 イギリスの結構な田舎町ソールズベリー出身の
 作家 C.J.チューダーのデビュー作です
 ホラーの帝王 スティーブン・キングが
 「私の書くものが好きなら、この本を気に入る
  はずだ」と ツイッターでつぶやいたもんだ
 から あっという間に世36か国で刊行された
 話題作です
 舞台となる田舎町が キングの「スタンド・バ
 イ・ミー」にとても似ています
 
 あの夏。白墨のように真っ白なハローラン先生
 が 町にやって来た。
 そしてあの事件が起きた。
 あの子が殺された。森で。バラバラになって。
 見つけたのは 僕たちだった。
 頭部は今も 見つかっていない。
 そして 今。白墨人形の絵とともに あの事件
 が 甦る。
 事件は 解決したはずなのに。

 世界中 どこも同じな 都市集中と過疎化
 結婚せずに 老いた親と 古びた家に住む
 
そんな 小さい時から知っている人たちに囲まれた 永遠に続くかと思われる日常
しかし 良く知っているはずの幼馴染さえ それぞれの胸に
人に言えない悪意と秘密を 隠し持っていた
それを暴くきっかけは 昔 アスファルトに白墨で書いた棒人間・・・

子供が描く 単純な棒人間の絵って 海外のホラーではよく出てきます
あれって 結構 怖いですよね
これも 映画化されそうな雰囲気満載のミステリーでした



 

by tukineko-diary | 2019-02-09 19:58 | 本の話 | Comments(4)

刀城言耶シリーズ 三津田信三

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 三津田信三さん 現代ものはほとんど読んでいます
 が 戦後が舞台の民俗学探偵・刀城言耶シリーズ
 読まず嫌いでした
 それはたぶん←これのせい
 三津田さんの本の 登場人物や地名は時に 読み
 続けるのが困難になるくらい 読みづらいのですが
 特にこのシリーズ第一作「厭魅(まじもの)の如き
 憑くもの」では 女の双子の三代にわたる名前が
 全員読みが「さぎり」です
 叉霧、沙霧など 最初の字だけがいろいろで これ
 が頭に入らないと 話が進まないのですね
 だいぶ前に一度チャレンジしましたが その時は
 たぶん頭がついて行かなかったのでしょう 早々に
 断念しました
 しかし今回は 慣れて来たのか 覚悟して臨んだ
 せいか ちゃんと読了
 その後も着々と シリーズ読み進めています
 これと「凶鳥の如き忌むもの」「首無の如き祟る
 もの」は読み終わり「山魔の如き嗤うもの」は
 今 読んでる最中です
 「水魑の如き沈むもの」「碆霊の如き祀るもの」は 
最初に読んでしまいましたので あとは短編集「密室の如き籠るもの」「生霊の如き重るもの」と
「遊女の如き怨むもの」だけになってしまいました
なんか 淋しいなあ
読みづらさも含め クセになるというか はまると次々いけちゃうという・・・
たとえば? クサヤとか鮒のなれ鮨みたいに いやあ 苦手なんですがねー
え?日本酒に合う?・・・じゃあ ためしに一口だけ・・・
うーん・・あら・・合いますねえ・・こりゃ、どうも いやいやそのくらいで
なんていいながら ばくばく ぐびぐび行っちゃう感じ?
なかでも「碆霊(はえだま)・・」と今読んでる「山魔(やまんま)・・」の
ソクソクとした怖さが とっても好みでした
特に 最初から読まずとも理解できますので お好きなものからどうぞ
あ、でも このシリーズの途中から出てくる女性編集者・祖父江偲(そふえしの)
が 苦手という方(とても多いです 私もそう)最初の4作には出てきません
そして 同じく苦手な方から教わったのですが このキャラを自分の好きな
タイプの女優さんに脳内変換して読むという裏技があります
その方は「ちょっとうざい時の石原さとみ」に変換して やりすごすそうです
わたしは ガリレオの柴咲こうかな

by tukineko-diary | 2019-02-07 18:02 | 本の話 | Comments(0)