吉野太夫

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 順番として京・島原の吉野太夫 行きたいのですが
 江戸時代の浮世絵がないんですよねー これが・・
 ← これは伊藤深水の絵ですから 昭和のもの
 最近亡くなった朝丘雪路さんのお父さんですものね
 高尾や夕霧太夫は たくさん出てくるのに なぜ
 吉野太夫は浮世絵が みつけにくいのでしょうねえ
 これはひとえに彼女が 灰屋紹益という当時のお大尽
 の正妻になって 幸せに暮らしたからなのでしょうか
 そのかわり 逸話はたくさん残っています
 有名な吉野太夫は 松田徳子という二代目ですね
 慶長11年(1606)の生まれで 14才で雲州公の後援
 で太夫になります
 「色道大鏡」によれば 頭もよくあでやかで香道の名手
 宴席のとりもちがよく 客の心をひきつけ 吉野の名は
 中国にまで聞こえたと 書いてあります
 お客も一流で 当時の関白・近衛信尋は後陽成天皇の息子で
 後水尾天皇の実弟でした
 この人と張り合って 灰屋紹益が勝ったということですよ
 すごいですねー
 井原西鶴の「好色一代男」の主人公・世之介は 吉野太夫と結婚します
「続近世畸人伝」には 吉野に一目ぼれした刀鍛冶が 悲願を立てて 大金を貯め
一夜思いを遂げると もう思い残すこともなしと 翌日桂川に身を投げ果てた
・・・と言う話も残っています
伝説の遊女は 絵にも描けない美しさだったんでしょうかねぇ
 
 

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by tukineko-diary | 2018-06-19 15:33 | 江戸検定 | Comments(0)