白き日旅立てば不死

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 たぶん数十年前 この本と出合った時の事
 唐突に思い出しました
 私が二十歳前後のあの頃 京王線新宿駅の
 西口の改札の上部・・よく体育館などにある
 中二階のような廊下部分 今では手土産用の
 菓子舗などが並んでいる所に 本屋があった
 のです
 この本のタイトルを見たとたんに あの本屋を
 思い出したんですねー
 記憶って不思議・・・
 当時の私は 背表紙のこのタイトルにひかれ
 なんてイカしたタイトルだろう きっとおもしろ
 いにちがいない!と思って 読んだはず・・・
 なんですが 内容はあまり覚えてないのも不思議
 たしかこの本は泉鏡花賞の最終選考に残ったはず
 だから当時のお気に入り「幻想小説」だったはず
 ひょっとして高かったので手が出なかったのかな
 仕方ない「阿寒に果つ」と一緒に 図書館に
 リクエストしときましょう
 どうしてこの二冊今さらに読み返すかといいます
 と それは江戸険が終わったから!
受験生のみなさんと同様 秋ぐちになると 江戸検がらみの本しか読まなくなります
なんというか習慣で・・・💦
今そのカセがはずれて もう当日夜から大好きな廃墟サイトをうろついていました
そのお気に入りの中に「仄暗いお散歩」という逸品がありましてね
書いている方が おそらく私よりは若いけど 住んでいる所が多分ご近所
だから都内と そしてなぜか北海道の廃墟物件が多いのです
特に北の大地に埋もれた廃炭鉱がとてもよくてね
私は常々 愛読しているのですが 今年北海道で中国人女性の行方不明事件がありましたよね
ご遺体が発見されて 未だに自殺とも事故死ともつかないあの事件
あの女性は 今中国で大流行の渡辺淳一作品 それも「阿寒に果つ」を読んで
いわゆる「聖地巡礼」で 釧路や阿寒湖に行ったらしい・・・ということで
図書館に「阿寒に果つ」をリクエストしました・・・と書かれていました
私 そこではっと気づいたのですが 渡辺淳一作品 一冊も読んでいませんでした
「失楽園」のイメージが強すぎて 男女間のあーだこーだを書く人 と
決めつけていましたからね
そして「阿寒に果つ」のあの少女画家の自殺事件は さすがに私の生まれる前の事で
映画化された頃は もうシュールレアリスムと澁澤龍彦全盛の時代でしたから
何やら文学作品をアイドル系がやる映画なんて 見ませんでしたからね
ご縁がなく過ぎましたが 今さらながら読んでみようかと思って検索したら
なぜか「阿寒…」と並んで 荒巻義雄氏の「白き日…」も ひっかかるのです
なんと渡辺淳一氏と 実在の画家・加清純子 そして荒巻義雄氏は
札幌南校の同級生だったのですねー
多くの男たちの記憶に残る天才少女画家は 荒巻氏の「白き日・・」にも
出てくるんだそうです
うーん・・・どうだったかなー
マルキ・ド・サドは出てきたんだけどなー

と、いうことで「阿寒に果つ」「白き日旅立てば不死」
二冊 図書館にリクエスト中です


 
  

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by tukineko-diary | 2017-11-05 14:14 | 本の話 | Comments(0)