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山本博文先生

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 山本博文先生
 江戸検のみなさん おなじみでしたね
 歴史好きの方なら きっと著書をお持ちだと思います
 わたしの本棚にも 何冊もありますし サインしていただいた本
 もあります
 ちょうどバレンタインの頃で お花とチョコレートを贈ったら
 「バレンタインチョコなんて はじめてもらいましたー」と
 喜んでくださいました
 ツイッターで 訃報をきき まさかと思いましたが 癌で闘病
 なさっていたとのことでした
まだまだお若いのに 残念なことです
満開の桜に雪が降りしきる今日 旅立ちはいかがでしたか
たくさんのご本 これからも 大切に読ませていただきます
ありがとうございました 
 

# by tukineko-diary | 2020-03-29 22:47 | 日記 | Comments(0)

黒と白のはざま ロバート・ベイリー

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 ロバート・ベイリー 二冊目でてますよ!
 あの「プロフェッサー」の人です
 ムネ熱リーガル小説の第二弾は 前作でも
 活躍したボーが 主人公
 今度は彼の弁護士として トムとリックが
 活躍しますよ
 舞台は テキサス州プラスキー
 あの「クー・クラックス・クラン」が誕生した
 伝説の南部の町
 一作目で ノックアウトされた殿方
 そして「男たちの熱い物語」が大好きなご婦人方
 またまた 一気読みして ジーンとしましょう
 ふだん いやミスとか ひねくれた幻想小説や
 殺人事件ばっかり読んでますと たまにこういう
 直球が 心にしみること
 マンガでいえば「東京喰種」や「亜人」からの
 「鬼滅の刃」みたいな感じです
 前作同様 出てくる地名は全部実在しますし
 Googleで 見られます
 アメリカのビールの銘柄の多さにも びっくりし
 ます 日本人のわたしにはよくわからないけど
 たぶん ビールの種類で 飲む人の個性が わかるように わざと銘柄が書かれているのかもしれないですね
もうひとつ「映画のタイトル」と内容も よく出てきます
これ見たことのある映画だと あー、あの場面のあのセリフね とわかりますし
好きな映画だと すごくうれしくなります
今回は ひそかに大好きだった映画「ロード・ハウス/孤独の町」がでてきて
「ロードハウスに出てくるサム・エリオット」にそっくりな男も 出てきます
ひやー! かっこいい!! すぐに頭に浮かびましたよ
解説のおひとりは 一作目で大ファンとなり「次作早く出して!」と編集部に
ラブコールを送ったという林家正蔵師匠
あー そういえば 落語の人情噺に どこか似ているのかもしれない
わかっていても まんまと泣かされるところとか これはもうアメリカン・フォーリング・テイル
三作目も 早く読みたい!
「持ち込み企画」で ロバート・ベイリーを 翻訳してくださった吉野弘人さん
「Wide ass open」で 三作目もお願いしますね 
 

# by tukineko-diary | 2020-03-26 18:57 | 本の話 | Comments(0)

バッタを倒しにアフリカへ

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 2017年に出たこの本
 はじめからノンフィクション本のベストセラーに
 なっていたのですが 図書館に予約したのは二年前
 その時の予約人数が190人以上でした
 それが先日 やっと届いたのですが おりしも
 コロナ騒動の影に隠れてますが いま蝗害・・・
 いわゆるバッタ大量発生中です
 タイムリーでしたね
 ウルドさん 今頃 バッタにまみれているのかしら
 今月はじめはパキスタンを襲い 中国にも 行くの
 ではないかと心配されていましたがどうなったかな
 さてこのバッタ=グラスホッパーは 緑色で草の上
 をぴょんぴょんはねるやつで 日本にもいますね
 いなごとも呼びます
 これはそんなに密度が高くない時の姿で「孤独相」
 と呼ばれる状態です
 これが砂漠地帯 アフリカのサハラのような砂漠
 地帯で 雨季が長く続くと いっぺんに植物が
 成長し それと共に大量のバッタが孵化してしまう
 と 群れをつくり 活発になり 身体も黄色と黒に
 変化して 風にのり一日で100km以上も移動して
 穀物を食い尽くしてしまいます
 この状態を「群生相」と呼びます
以前は もう別の種類のバッタと思われていたのですが これが同じだとわかったのは
わりと最近のことです
この様に密度によって 形態や性質が変わることを「変異相」といいます
こういう状態になったバッタを 英語圏では「スローン」と呼びますが
これは ヘブライ語で「神の罰」という意味だそうです
聖書や コーランにも出てくる大災害なのですね
一度に数億匹が大移動して 東京都と同じくらいの地域を
あっという間に 焼野原のようにしてしまうので 蝗害は
「ローカスト」といい これはラテン語で「焼野原」という意味です
日本でも江戸時代 八代将軍吉宗の時の「享保の飢饉」
これは 蝗害が原因と言われていますよ
わたし グラスホッパーの類は 全部 苦手ですが 楽しく読めました
これは ファーブル昆虫記を読んだ小学生の「夢をかなえる物語」でもあるからです

# by tukineko-diary | 2020-03-24 17:54 | 本の話 | Comments(0)

人喰い ロックフェラー失踪事件

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 結構粒ぞろいの「亜紀書房ノンフィクショ
 ンシリーズ」のこの一冊
 なかなかセンセーショナルなタイトルです
 ロックフェラーが 世界的大金持ちという
 のは共通認識でよいでしょうか
 でもその一族の息子・マイケルが1960年
 代ニューギニア沿岸で 行方不明になった
 事件を知っているかどうかは 年齢により
 ますね
 リアルタイムで知っている方は たぶん
 70才過ぎでしょう
 わたしは 全く知らなかったので 一から
 お勉強させていただきました
 世界地図でニューギニア島を見ると 東西
 真っ二つに分かれています
 東半分が「パプアニューギニア」西半分は
 「インドネシア領パプア州」です
 この直線の国境線というのは アメリカや
 アフリカと共通しますよね
 ヨーロッパ諸国が 領有権のため 地図上
 に定規でひいた国境線ということです
 この西半分は 当時まだオランダ領で領有
 をめぐっての政治的かけひきの最中でした
 マイケル・ロックフェラーは この西半分
の沿岸で カヌーが転覆・漂流し 今では地図にも載る「オツジャネップ」の沖
5km~16kmのところから 陸地(木々が目視できた)を目指し 泳げない友達を残して
空のガソリン缶二つを浮きにして 泳ぎ去ったのが最後の姿となりました
転覆時点で いち早く逃げ出した二人の現地人ガイドの少年によって
この遭難は すぐに報告され 戦闘機やヘリまで使った大規模な捜索が行われて
泳げない友人は 数日で発見されました
「よく泳ぐものは よく溺れる」そんなことわざありましたね
この友人は 泳げなかったがために その後も長生きされましたよ
マイケルの方は 大規模な捜索にもかかわらず わずかな痕跡さえなく行方不明
直後から 現地人やオランダ人宣教師の間では「マイケルはオスマット族に食べられた」
という噂が流れました
この事件は 海外では本も出たり ロックの歌詞になったりしたそうですけど
日本ではどうだったんでしょう? 聞いたことなかったですね
それが2012年になって ノンフィクションライターが 実際はどうだったか?
と いうことを 今なお石器時代に毛が生えたような状態の現地に行って
事実を探るという話です
本人の書き方がまずいのか 翻訳もそれなりだからか とにかく読みにくいですが
マイケルが なぜ食べられたかは 読めばわかります
本当に食べられたとして、ですが
とにかく遺品の一つも見つからないので 決定項はありません
しかし 食べられたとすれば その理由は すぐにわかります
芸術は理解できても 文化や人そのものには興味のなかった金持ちのボンが
不用意に行ってはならない場所に 踏み込んだからですね
それはそれとして この事件を契機に ニューギニア島の現状が
多くの人の知るところとなるのは いいことだと思います
読みにくかったけど 内容はおもしろい本でした

   

# by tukineko-diary | 2020-03-24 11:00 | 本の話 | Comments(0)

拾った花

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 数日前「マルエツ飛田給店」の前にある
 リサイクルごみ箱 あの牛乳パックやら
 分別して捨てる箱の前で ← このお花
 拾いました
 たぶん花束から落ちたのだと思いますが
 まだつぼみでした
 あら、可愛そうに…と思って 一度ごみ箱
 の上にのせたのですが たぶん誰もとりに
 はこないし 捨てられちゃうかなと思って
 買い物バックに入れ そのまま連れて帰っちゃい
 ました
 家で水切りして 花瓶に入れたら ほらちゃんと
 咲いてくれましたよ
 もう うちの子だ!
 落とした方 元気にしてるので 安心してねー
 お花 ありがとー

# by tukineko-diary | 2020-03-19 16:51 | 日記 | Comments(0)

雲 エリック・マコーマック

雲 エリック・マコーマック_a0315830_17165873.jpg
 エリック・マコーマック お読みでしょうか?
 ← わたしは これが初体験です
 いろんな書評に載っていて おもしろそうだとは
 思いました
  幻想小説、ミステリ、そしてゴシック小説の
  魅力を併せ持つ、マコーマック・ワールドの
  集大成とも言うべき一冊。

 こんなん書かれたら 惹かれるじゃないですか
 ただちょっとひっかかったのが「幻想」の一語
 わたしミステリもゴシックロマンも大好物ですが 
 一部の幻想小説が 苦手なんですよ
 すぐ異世界行っちゃったり 怪物や魔女的なのが
 出てきたりするのもあるでしょ
 漫画やアニメ・実写映画 ゲームまでならOKです
 なんなら大好きといってもいいくらい
 しかし本として読むのは どうなんだろう
 「指輪物語」にしても「ハリポタ」にしても
 本で読むことはもうなくても 映画は見るじゃ
 ないですか
 特に英語圏の人間でない限りは あの原作のおも
 しろさって 理解できないですし
 これは他のジャンルでもいえることですが 
 ホラーにしろ 幻想小説にしろ まず小説として読んでおもしろいということが わたしにとっては 重要なんです 
だから 雰囲気だけで 終始してしまうタイプの「え、これで終わり!?」系とか
何でもありみたいな 著者の勝手でしょ系が 嫌いです
この手にひっかかると 怒り狂って「三日くれたら わたしにも書けるわ!」と 暴言を吐きます
じゃあ書いて見ろ って話ですがね
あくまで いち読者なんで 知ったこっちゃないですよ
その代わり 本作のような傑作に出会った場合は 大絶賛します
「幻想」で出足をくじかれ まあ図書館に入ったら読んでもいいかなーくらいの
マウントとっていましたが いやー 読んでよかったです
内容は
  出張先のメキシコでたまたま入った古本屋で
  若いころ数か月住んだスコットランドの田舎町で起こった奇怪な出来事「黒曜石雲」のことを
  書いた奇書を見つけた主人公は その内容の真贋を探るとともに
  これまでの自分自身の過去の出来事をも 再発見して行く・・・

と いう感じなんですが この物語の中にちりばめられたいくつもの「挿話」が
いわゆるマコーマック・ワールドの神髄といってもいいでしょう
ひとつひとつが 民俗学的だったり 都市伝説ぽかったり 奇妙な味です
これは もし映画化したとしても 絶対原作の方が面白いと思える傑作でしょう
一作目で「集大成」を読んじゃったのが 残念とも言えますが
これまでに翻訳されているもの「パラダイス・モーテル」「ミステリウム」
「隠し部屋を査察して」も きっと読んじゃうなー

# by tukineko-diary | 2020-03-16 18:59 | 本の話 | Comments(0)

雪の午後 本屋で

雪の午後 本屋で_a0315830_16335073.jpg
 3月 14日 土曜日
 ホワイトデーの日の本屋の店内です
 コロナ問題のさなか みんな行く所もなく 
 本でも読もうかと思うんでしょうか
 ここは家からはだいぶ遠い「若葉台」という
 ところにある「コーチャンフォー」という
 北海道に本社のある大型チェーンの本屋さん
 外は かなりの雪が降っていました
 もう東京人からすれば 吹雪よ ふぶき!
 そんな中 店内は熱気むんむん
 みんな考えること同じですねえ
 こんな盛況 活字ばなれとか信じられない!
 数少ないコロナの良い方の影響かも
雪の午後 本屋で_a0315830_16490179.jpg
そして わたしが買ったのが ↑ この本!
昨年の「いい夫婦の日」に 壇蜜さんと結婚した清野とおるさんの本です
あの「東京都北区赤羽」のひとですね
昔から この人のホラーテイスト とても好きでしたが これはまたいい味 出してます
友人・知り合いの体験した怪奇現場に行って 静かに酒を飲む・・・というだけの話
現場は M区 F市のように頭文字になってますが お近くの方は すぐわかります
わたしも この中の一つの物件 渋谷区幡ヶ谷だってすぐわかりましたよ
芸人のチャンス大城さんのアパートだったところです ちょっと笹塚よりね
いろんなテイストの怖さがあって 不可解な怖さだったり 不気味な怖さだったり
これは 詰め合わせみたいに楽しい(?)本です
群を抜いて怖かったのは 事故物件に住んでいる女の人のやつ
これはいけない! ちょっとダメな怖さでしたね
図書館には 入りそうもないので買いましたが ま、お買い得なホラーでした
怖がりたい方 買ってみるといいですよ 壇蜜さんは出てこないですが


         

# by tukineko-diary | 2020-03-15 17:15 | 本の話 | Comments(0)

二月の読書 つづき

二月の読書 つづき_a0315830_12120195.jpg
もう一冊 国内です 折原一さん
いつ読んでも どれを読んでも 「折原一だなあ」と思います
最初は ゆっくりとサスペンスが高まっていくのですが
もう後半はジェットコースターで どんでんどんでんと進み
もう どうでもよくなっちゃうところ とても「らしい」です
食卓の目の前で 急死した内縁の夫には 左手がなかった
彼はいったいどこの誰だったのだろう・・・
という導入部は いつもどおりに 心惹かれましたが
二月の読書 つづき_a0315830_12243361.jpg
たまたま 図書館の棚に戻ってたので 借りてみました
評判も高かったのでね 
しかし高校生らしくないですね 
どうも 自分の高校時代がもう「馬鹿な小娘の集合体」でしたので 
遠すぎる感じがします あ、いい意味でね 
時がたつと 十代の自分を 自分の子供か孫のように 良くも悪くも
客観的に評価できるようになります
あの頃ほど「営利」に程遠い時代ってなかったと思うし
本当に今思えばただの「バカな子供」だったと思います
だから 心に沁みない さみしい気持ちにはなるけど
米沢さんの書く十代って みんなこんな感じ バカっぽくない
しっかりした もしくはちょっと苦労した十代をおくったと思える方が読めば 
沁みるのかも
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日本での子供失踪は 時に「神隠し」と呼ばれますね
アメリカでは 年間一万件と言われる失踪事件のほとんどは
離婚した両親どちらかの連れ去り事件といわれています
しかし残りの何百件かは 誘拐かもしれないのですね
それも「営利誘拐」ではないやつ
たまに 何年もたってから 保護される子供もあります
この本の舞台は オレゴン州ですが とにかく日本とは比べ物にならないくらい
自然のままの地域が広いのです
グランドキャニオンみたいな広さの森林公園が 一つの州にいくつもあり
本当の意味で「人跡未踏」の土地もあるお国柄
チャイルドファインダー・子供捜索探偵がいても 不思議はないですね
探偵のナオミ自身も 9才くらいで保護されるまでの記憶がありません
子供が被害にあう話は 一切読まないという方もいますが
最後に希望のあるこの話は わたしは なんとか大丈夫でした

この他 アイスランドミステリーの「湖の男」最新作ですか? 読みました
アーナルデュル・インドリダソン・・・すごい名前ですが やっと覚えました
36万人しかいないアイスランドの電話帳は 名前だけで苗字にあたるものは
ないんだそうです
インドリダソンというのは たぶんインドリの息子って意味なんでしょうね
こちらは 安定のおもしろさでした


# by tukineko-diary | 2020-03-15 14:40 | 本の話 | Comments(0)

二月の読書 その他

おととい 夫の病院で二度目の入院相談をしてきて 次回は5月の25日入院で
二日後に手術というタイトなスケジュールとなりました
二か月間も あの退屈&食欲増進おじさんのお守をするのね
ストレス解消は 読書だけ がんばれ わたし!!
・・・ということで 二月の読書記録です

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ロンドン南東部のダウンタウンで 4才の男の子が 父親の閉め忘れたドアから外に出て
一瞬の間に 姿を消しました
流したばかりのセメントに 五つの小さな足跡をのこしただけで
傷心の母親は あやしげな霊能者に接触し・・・
これは サイコ・サスペンスというのかな
おもしろいのは 霊感のある人を 日本では「視えるひと」といいますが
英語では「shut eye」閉じた目と 表現します 心の目…といった感じでしょうか
正反対の表現なのが おもしろいですよね
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こちらはスコットランドの田舎町で起こる予告付きの連続殺人
昔ながらの 安定のUKミステリーです だってディヴァインだもの
ディヴァインに限らないですが 個人的には 主人公が地方新聞の記者…
という作品は レベル高いと思います
警察との距離感がちょうどよくて うまく話が回るんでしょうね
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本を探す時 ネット上の「おすすめ本」個人の「私のベスト〇〇」とか使います
その時 自分の好きな本を多く上げてる人というのもありますが 
わたしの嫌いな本を上げてない人の おすすめ本を選ぶという方が
当たりが多い気がします
これは そういうベストテンに入っていたので 読んでみました
法廷ものって 好みがあると思いますが 苦手…という方も これは読めるでしょう
同僚のセクシー美女と不倫していた検事が 美女殺害で起訴されるのですが
最後まで この人が殺したのか殺してないのか わからないまま どんでん返しでした
さすが伝説のベストセラー 好みでなくとも最後まで読ませます
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ここで 国内にもどります
とたんに うわあいやミスだなあ・・・と(笑)
高校生の娘が突然消える 今流行りの連続誘拐事件かもしれない
やがて 娘の持ち物が一つずつ送られてくる
この事件は 自分が過去に犯した罪の結果なのだろうか、と悩む父親
誰もが弱すぎ、ずる過ぎ でなければ 自分絶対な感じで
登場人物の誰にも共感できないお話でした
宇佐美さんの本 弱くても共感できる人が出てくることが多いのですが
これは わたし だめでしたね

長くなったので 続きはまた


# by tukineko-diary | 2020-03-15 11:52 | 本の話 | Comments(0)

潮首岬に郭公の鳴く 二月の読書

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 昨年末の「このミス」で 何人もの作家さんが
 マイベストにあげていたこの本
 作者の平石先生は 函館出身で東大のの名誉教授
 出てくる地名は 全て函館に実在します
 汐首岬も本当にあります 字がちょっとちがうだけ
 そして家人は 同じく函館の人です
 結婚前に挨拶に行ったのは 五稜郭町のお家
 その前に住んでたのは 松陰町 
 函館ガイドブックのように 地名がいっぱい出て
 くるので いちいち訊きながら読んでいました
 もう一つ 実在なのが「なまり」です
 「なまら寒いな」「あづましい部屋だべ」
 どれも懐かしく 出てくるたびに家族に報告
 夫は 昔の函館弁が だいぶ戻ってきました
 しばらく家中で 「・・・だべ」「んだよー」と
 うるさいこと
 肝心のストーリーは 美人三姉妹が 芭蕉の句に
 見立てて殺される横溝正史風ミステリー
 内容もちゃんとおもしろいのですが とにかく地名
 と なまりにハマってしまいました
 函館出身者と そのご家族に限定ですが
まあ「わや」におもしろいから 読めばいいよー 
          

# by tukineko-diary | 2020-03-12 11:01 | 本の話 | Comments(0)

二月の読書とメアリ・H・クラーク

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 世を挙げての「コロナ騒動」の中 入院した夫は 二日目に
 細菌性腸炎をおこしましてね
 めでたく 手術中止 仕切り直しの出戻りで 今 家にいます
 入院前に ここぞとばかりに食べ過ぎたせいだと思いますね  
 まったく もう!
 さすが総合病院で あっという間に消化器科に移され
 あっという間に退院でした
 帰ってみると トイレットペーパーはないし ティッシュも
 米もないマスクなんて見たこともない・・というアウトレイジ
 皆さん 大丈夫ですか? ちゃんとお尻 拭けてますか?
 お尻 拭かなくても死なないから まあよしとしましょうね
 そんなこんなで 二月は「もらいコロナ」が怖くて ずっと
 家で 本 読んでました
 図書館も返却と予約した本の受け渡しのカウンター業務のみで
 書架に出入りはできなくなっています
 そうなる前に 借りたメアリ・H・クラークの「オルゴールの鳴る部屋で」上げてみました
今年の一月三十一日に お亡くなりになったんですね
「サスペンスの女王」 92歳でした
海外の女性ミステリ作家って みなさん高齢でも健筆なイメージです
アガサも80過ぎまでバリバリでしたし シャムネコココシリーズの方も
長い間 楽しませてくださいました
わたしは クラーク女史の本 たぶんこの「オルゴール・・・」以外は
全作 持っていると思います 一時期 ほんとにはまったんですねー
毎作 ドキハラしながら 一気読みし 全部読んだがゆえに 内容がごちゃ混ぜになり
もうどれが どの話だったか よくわからないくらいです
サスペンスものだと 最後は 全て解決して めでたしめでたしのハッピーエンド
この頃は「いやミス」って なかったんだなー と あらためて思いました
2006年(新潮文庫)の「20年目のクラスメート」っていう作品があります
たぶん80才前くらいに書かれたものでしょう
タイトルどおり 久しぶりの同窓会で 殺人や失踪事件が起こるのですが
不思議なことに(私の場合)何度読んでも 最後まで犯人がわからないんです
確かに毎回 チャンと最後まで読んでるのに 次に読むと全く忘れて
あれ?誰が犯人だったっけ? と またまた楽しめる・・・・・認知症ではないです
一粒で 三度おいしいという 稀有な本なんですよ
もうそろそろ 四回目読み返してみようかと思いますが たぶんまた 忘れてるだろうなー
未読でしたら 試してみてください
続きはまた 明日


 


 

# by tukineko-diary | 2020-03-11 23:35 | 本の話 | Comments(2)

一月の読書

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 コロナウィルスの問題が 取りざたされているなか
 また不景気な話題で申し訳ないですが 先月半ばの再検査で
 夫の入院と手術が決まりました
 2月20日入院で27日に手術 全部で半月程度の入院になるでしょう
 それで 今のところうちは ふわふわした待期期間というか準備期間
 にあるわけで 手術を受ける本人含め 全員が何となく 何も手につ
 かないというか腫れ物に触らない状態で 日々をすごしています
 日々のルーティーンは 普通にこなすのですが あまり考える時間が
 あると 心の状態が悪い方に落ちそうなので 読書や調べもの 
 ドラクエウォークでひたすら歩くなどで 時間をつぶしています
 そういうわけで 読書もかさみましたよ
 「街の鍵」ルース・レンデル
 ロンドンのガイドブックのような 楽しみ方もできます
 グーグルマップを見ながら読むのがおススメ
 もちろん内容も面白いです だってルース・レンデルだもの!
 20年前の作品ですが ロンドン変わらないのでね
この本に出てくるお店 グーグルストリートで いまでもちゃんと見れます
また 行けるかしら? 12時間のフライトにまだ耐えられるのかしら?
「すみれ屋敷の罪人」降田 天 ・・・戦争によって隠された様々な秘密 これは日本でもどこの
国でも同じですね ケイト・モートンの日本版みたいなお話ですが おもしろかったです
「幻の彼女」酒本 歩・・・過去の彼女の死亡通知がきっかけで あと二人の元カノたちも 
消息不明と知った青年 彼女たちは本当に存在したのだろうか…という話
「緑衣の女」「声」アーナルデュル・インドリダソン 大好きなアイスランドミステリーです
特に「声」 いいですねー 
アイスランドでは めったにない雪のないクリスマスを「グリーン・クリスマス」と呼ぶんですって
わたしたちが喜ぶ「ホワイトクリスマス」とは正反対
こんなに遠く離れた 異世界の様な国でも 人の心は同じ 
すぐれた作品はわたしたちの心を打つのですね
「スイート・マイホーム」神津 凛子 マイホーム型ホラー
「出口のない農場」サイモン・ベケット ・・・フランスの閉鎖的片田舎で起こる湊かなえ風
いやミス
「殺人鬼ゾディアック」・・・これは他にもある映画の原作となったドキュメンタリーとは別物
生後すぐ捨てられて養子として育った男性が 自分の実の親をさがす過程で 自分の実父が
殺人鬼だったということを確信し 追及するドキュメント
捨てられたことが それほど許せないのかと 愕然とするとともに その憎悪がただただ
怖ろしいお話でした

以上 




 
        

# by tukineko-diary | 2020-02-05 18:35 | 本の話 | Comments(6)

正月の読書

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 お正月休みに入る前に 図書館から八冊本を借りました
 今年は九日間も休みがあるんだもの
 八冊なんて すぐ読んじゃうんじゃない?
 足りないかも…とか思ってたら
 おっとどっこい!!
 お正月って 主婦のかき入れ時じゃない!
 めちゃくちゃ することあったんじゃない!
 どこもいかずに 駅伝見てただけなのに あっという間に
 正月休みは 過ぎていきました
 読めたのは五冊
 「オスロ警察特別捜査班 フクロウの囁き」
 ノルウェーです これはなかなかいいです
 「ブルー」葉真中 顕 平成の初めの日に生まれ 平成最後の日に
 死んだ「青」という名の男 その短い生涯をたどることで「平成」
という一つの時代が あざやかに浮かび上がる
いろいろ考え 思い出すことの多いお話でした
「月下の犯罪 1945年3月 レヒニッツで起こったユダヤ人虐殺とあるハンガリー貴族の歴史」
サーシャ・バッチーニ スイス在住のジャーナリストが 自分の大叔母に関して書いたノンフィクション
日本とはまたかけ離れたヨーロッパの国の戦中戦後が 興味深いです
「九度目の18才を迎えた君と」 浅倉秋成
「教室が一人になるまで」のひとだったんですね 読み終わってからわかりました
ラノベっぽいです なぜ読もうと思ったか忘れましたが 読んでよかったかな・・・と
遠い感覚過ぎて 忘れてたあんなこんなが ちょっとは思い出せたかと・・
「国語教師」エーディト・W・タシュラー ドイツ人作家です
おみごと!というしかない あ、こういうミステリーの書き方もあるのね
いいんじゃない と 思いましたですよ
以上です

      

# by tukineko-diary | 2020-01-10 11:09 | 本の話 | Comments(0)

謹賀新年 2020

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あけまして おめでとう   
   ございます


本年も よろしくお願い申し上げます

今 駅伝見てます 青学が追い抜いたところ
今年もドラマですね
東京国際大学は もうHP開けない状態です


# by tukineko-diary | 2020-01-02 12:09 | 日記 | Comments(0)

師走の読書 つづき

師走の読書 つづき_a0315830_14483376.jpg
セバスチャン・フィツェック ドイツ人作家 「治療島」の人です
よく映画化もされるので ご存知かな
デビュー作の「治療島」を読んだ時 あ、これはケーブルTVで見たあの映画の原作なんだな
・・・と 気づいたことがあります
どの作品にも 肉体的・精神的に病んだ方がいっぱい出てきますが
その錯誤や 喪失がストーリーを複雑におもしろくしています
ジェットコースター・ミステリーともいえるかな
展開が早く 一気読みしてしまうものも
前作は 巨大クルーズ船の中から 乗客が消える話でしたが
今回は 飛行機の中で起こる事件
前作の方が わたしは好みでしたが 本作もテンポはいいです
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もう一冊は フランス人作家 ポール・アルテ
「あやかしの裏通り」の人です
この人 ディクスン・カーをリスペクトしてるとかで フランスでは人気の作家さん
たしかにあらすじの紹介では ほんとにおもしろそうで 読みたくなるのですが
読んでみると そうでもない・・・というか
カーを期待しちゃうと 全然薄味なんですよねー
めざすところはわかるけれども だいぶ薄くて遠い・・・
読み終わると カーの大名作「火刑法廷」を 読み返したくなる傾向あり











# by tukineko-diary | 2019-12-27 15:43 | 本の話 | Comments(0)