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近世報国赤心士鑑

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これ ご覧になったことあるでしょうか
明治九年に出版されたもので 安政の大獄の殉難者から
慶応3年までに活躍した127名が掲載されていて
明治初期の人物評価の集大成となっています
編者は 西本願寺執事 あの西村兼文です
「新選組始末記」お読みになっていたらわかるでしょうが
とにかく新撰組をボロクソに書いてる方です
勤皇派であるのだから 当然ですが 粗暴で無知な田舎者の集団で
京の都の嫌われ者…と散々な書きようで ちょっと笑ってしまうくらい
しかし その徹底ぶりが この番付にも生きています
これもう少し大きめの画像があるといいんですがねー
修正したり拡大したりしても 上から五段目の一番小さい文字は
全然読めません
所蔵しているのは 例の東山にある「霊山歴史館」なので
現物はここで見るしかないのかな
読めるところだけでも 拾いだしてみると 安田喜八郎 三好清房
安積五郎 吉田大八・・・など 細かく拾っているのだなと 感心します
江戸の真田範之介も出ていますよ
また知っている勤皇志士が どのくらいの位置にあるかな?と
調べてみるのも おもしろいと思います
あくまで明治9年 維新から近い時期の人物評価
現在とだいぶ違う所が 勉強になりますよ







by tukineko-diary | 2017-09-14 12:50 | 日記 | Comments(0)