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第12回 おんな城主直虎

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久々にオンタイムで大河見ました
おんな城主直虎誕生しましたね
そのかわり新見左馬之助親矩 中野重由 ひい祖父ちゃん・井伊直平は 亡くなってしまいます
新見と中野は 今川勢として飯尾連竜の引馬城を攻め
永禄7年(1674)討ち死にするのですが 直平の死は
今で言う不審死で 毒殺されたらしいのです
毒殺犯と目されるのは 飯尾連竜の妻・お田鶴の方
この人は 家康に討たれたあの鵜殿長照の姉妹です
今川の尼御台・桂春尼(浅丘ルリ子さん!)が「長照はわが孫なり!」って怒ってたでしょ?
あの氏照の生母は 今川義元の妹で 鵜殿長持に嫁ぎ 長照を産んでいます
その長照の二人の息子・氏長と氏次は 築山殿(瀬名)たちとの人質交換で 今川に帰り 二俣城主・松井宗恒に預けられていましたが
その松井が 飯尾たちと今川に反逆し 戦になっていたのですね
お田鶴の方は 夫亡き後 家康に攻められるも 城の明け渡しを拒み
緋縅の鎧を身に着け 薙刀を持って出陣し 腰元ともども討ち死にした女丈夫
直平は おそらくこの人に毒を盛られ 突然落馬して亡くなるのです
直虎におとらず男勝りの姫だったのでしょう
この田鶴の方 一名「椿姫」と呼ばれますが
それは死後に今川ゆかり(母同士が義理の姉妹)の築山殿が
哀れと思い 椿の木を百本手向けたからだそうです
一方 鵜殿長照のもう一人の妹は 西郡の局と呼ばれます
そう 家康の側室の一人で 督姫を産んだ人ですね
鵜殿長照の上之郷城は また西之郡城ともいうので そこから来たのでしょう
そして 息子たちのその後にも触れておくと 兄の三郎氏長は
二俣城が落とされると そのまま家康に仕え 江戸開府後も旗本となって
寛永まで生き延びました
弟 氏次は 深溝松平家忠に預けられ 関ケ原の前哨戦
伏見城で 主従とも討ち死にしています あの「血天井」の残る伏見城戦ですね
この鵜殿は 十八松平の一つ「鵜殿松平」とはどういう関係なんでしょうか
とにかく 波乱万丈な鵜殿一族です




 
 

by tukineko-diary | 2017-03-27 17:32 | 大河ドラマ | Comments(0)